三年番茶はカフェインやタンニンが少ないので、妊婦の方や赤ちゃんにもおすすめのお茶です。
この記事では三年番茶の効果効能、飲む以外に体のお手当で使う方法をまとめました。
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三年番茶とは？
夏には麦茶、冬には三年番茶。と言われている三年番茶。
三年番茶は体を温め、新陳代謝を良くしてくれるので冬におすすめです。
苦味が少ない緑茶
出たお茶の色は麦茶のような色ですが、実は緑茶です。
緑茶の茶葉、茎を天日に干し、乾燥させ3年熟成、その後じっくり焙煎することで三年番茶になります。
それにより、カフェインやタンニンが抜けまろやかな味わいに。
緑茶の苦味が苦手という方も多いのではないでしょうか？
三年番茶は全く緑茶感はなく、かなり飲みやすく美味しいです。
三年番茶の味
風味が良くて毎日飲み続けても飽きがきません。
緑茶ほどではありませんが、若干渋みがあります。
三年番茶の渋みの正体はカテキンです。
カテキンの嬉しい効果
番茶の渋み成分はカテキンと呼ばれ、カテキンはその抗酸化力が注目されています。
ビタミンEの２０倍の抗酸化力
カテキンはビタミンEの２０倍の抗酸化力をもっているので、抗がんや老化防止に非常にすぐれた働きをしてくれます。
インフルエンザの感染力をなくす
カテキンはインフルエンザの感染力を瞬間的になくしてくれます。
感染症が流行る寒い時期には嬉しいですね。
ウイルスが潜り込むのを阻止
さらに、カテキンにはウイルスが細胞内に潜り込むのを阻止する働きがあるので、
お茶でうがいをするとのどの粘膜についたインフルエンザウイルスも感染力を失い、カゼをひかずに済みます。
副作用のない自然界の抗体
カテキンのこのような働きは、ワクチンでつくられる抗体の働きとよく似ており、カテキンは副作用のない「自然界の抗体」といえます。
さらに、カテキンの凄さはとどまることを知りません。
殺菌作用で虫歯菌・歯周病予防
カテキンには殺菌効果があるので虫歯菌や歯周病の予防に効果的です。
口臭予防・体臭抑制
また、口臭の多くは、口の中に残った食べ物のカスが、微生物の働きによって発酵したり腐敗するために起こります。
番茶のカテキンはこの微生物の繁殖を抑えてくれます。
また、腸の腐敗防止にも役立ちますので、体臭の強い人におすすめです。
三年番茶は緑茶のような苦味はなく、渋みはマイルドなのに、
カテキンによる嬉しい作用がたくさんあることがわかりました。
三年番茶の色々な使い方
川魚、青魚を調理するときに濃い三年番茶で煮ると、臭みが消えて骨も軟らかく煮ることができます。
また、茶がらを布に入れて冷蔵庫の中に置けば、簡単な消臭剤・殺菌剤にも。
三年番茶と緑茶との違いは？
三年番茶は緑茶を３年寝かせているもの。
違いについて調べてみました。
味の違い
繰り返しになりますが、緑茶は苦味が強いですが
３年寝かした三年番茶は苦味が和らぎ、マイルドに。
カフェインやタンニンが少なくなることで起こる嬉しい変化です。
だけど、変わらず存在するカテキンの渋みがコクのように感じ、とても美味しいです。
熱に強いビタミンC
緑茶と違い、番茶はでんぷん質でガードされたビタミンC（プロビタミンC）なので、
熱に強くぐつぐつ炊いても分解しません。
ビタミンCはコラーゲンを活性化し、肌にみずみずしさと弾力を与えてくれます。
アルカリ飲料でもあるので、体の内側から美肌効果が期待できます。
飲むだけで風邪予防に、ビタミンCの効果で美肌が期待できる三年番茶。
実際に有機三年番茶を飲んでみた感想
三年番茶は、瓶に写して使っています。
薄めに作るのが好きな我が家。
完全に苦味はなく、飲みやすい。の一言です。
下の子は赤ちゃんの頃から飲んでいて三年番茶が大好き。
夫は、緑茶派でしたが、三年番茶を初めて飲んで大絶賛でした。
三年番茶の体に使えるお手当
飲んで美味しいだけではなく、さまざまな体の不調のお手当に使えるのも嬉しいポイントです。
風邪、体の不調に梅醤番茶で体をあっためる
風邪や喉の痛みがあるときにおすすめなのが、梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)にして飲むことです。
体があったまり、疲労回復に繋がります。
風邪や胃腸のトラブルの時は梅醤番茶が効果的。意外と簡単な作り方と飲むタイミング
風邪による喉の痛み
塩を入れた三年番茶でうがいをします。
ものもらい、結膜炎
三年番茶とお塩を混ぜたもので(塩番茶)で洗うだけ。
三年番茶がおすすめな人
胃腸が冷えている人や腸が緩んで便秘がちな人。
また心臓が弱って血液循環の悪い人におすすめです。
三年番茶が体の中からあっためてくれる気がします。
まとめ
味がとても美味しいだけでなく、いざという時の体のお手当にも使える三年番茶。
味の美味しさを知っていただきたいのはもちろんですが、
民間療法や自然のお手当が好きな方は楽しめるのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
