塩麹は、ただの塩よりもかなりマイルドな塩味。
塩ってしょっぱさがありますが、麹のおかげで塩味の中にも甘味がある、とても美味しい調味料です。
しかも、美味しいだけでなく麹パワーでいろいろ嬉しいことが。
塩麹は簡単に作れるので、ぜひ一家に1つ常備していただきたいです。
この記事では、普段私が作っている超簡単!な塩麹の作り方や塩こうじの嬉しい効果、裏技的な使い方をご紹介します。
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簡単!塩こうじの作り方
準備するもの
- 入れ物
- 米こうじ(100g)
- 塩(35g)
- 水
塩こうじ作り方の手順
手でしっかりかき混ぜて、塩をまんべんなく混ぜ込んでください。
このようにしっかり混ぜたらひたひたになるまで水を加えます。
毎日容器を振ってください。
10日〜14日ほどで完成します。
完成したのはこんな感じ。指でこうじを潰すと柔らかくなっています。
今回使った物の紹介
瓶
ボルミオリロッコの250mlをまとめ買いしています。
大きすぎず、ちょうどいいサイズです。
米こうじ
お塩
塩こうじの嬉しい効果
塩こうじは美味しいだけでなく、嬉しい効果もあります。
お肉が柔らかくなる!
塩こうじは、下ごしらえの時お肉につけておくとお肉が柔らかくなります。
なぜお肉が柔らかくなるのか?調べてみました。
塩こうじで漬けるとお肉が柔らかくなる理由
こうじ菌が分泌した酵素が、お肉の表面のタンパク質を分解します。
そしてお肉内部へ浸透していき、お肉内部の旨みを閉じ込めます。
なのでお肉を焼いても、酵素のおかげでお肉の柔らかさを保つことができるし旨みを閉じ込めてくれているのでジューシーさが保たれます。
塩こうじで疲労回復・美肌に?!
塩こうじにはビタミンB郡が含まれているので、家事や子育て、お仕事で疲れた体に嬉しい、疲労回復の効果があります。
さらに腸内環境を整えてくれる働きがあるので、便秘予防や美肌、免疫力アップなどの効果が期待できます。
体に嬉しいと分かっていても『摂り方がわからない〜』となっては元も子もありません。
でも塩こうじは味付けだけでなく下味としても使えるのが嬉しいですね。
裏技的塩こうじの使い方
塩こうじの使い方を紹介します。
中には裏技的なものもあるのでぜひ参考にしてください。
下味つけ
お肉の下味をつける時にお塩の代わりに塩こうじをつけます。
まろやかな甘味のある塩味がつくだけでなく、先述したとおりお肉が柔らかくジューシーに仕上がります。
味付け
お料理の時、お塩の代わりに塩こうじで味付けします。
角の取れたまろやかな塩味が食材の美味しさを引き立ててくれます。
漬床
塩麹は糠床のように漬床としても使うことができます。
きゅうりやなすのヘタをとり、丸ごと漬け込むと半日で漬かります。
お米を炊く時に
お米を炊く時に、ご飯4号に対してティースプーン1杯程度入れるとお米が柔らかく炊き上がります。
豚肉がイタリアの生ベーコンであるパンチェッタ風に?!
豚肉500gとお玉一杯くらいの塩糀
をジップロックに入れて袋の上から揉んでまぶして、空気を抜いて袋の口
を閉じます。この状態で冷蔵庫保存なら……そうだな、豚肉が1ヶ月位も
ちます。味わいはイタリアの生ベーコンであるパンチェッタに似ます。浸けこんである豚肉は清潔な包丁とまな板を使用して、ちょっとずつ削い
で使えます。削いだところには新しい塩糀を少量まぶしてまた同じ袋に入
れて同じように保存します。牛肉でも同じような使い方が出来ますが、こ
ちらはちょっと味噌漬けっぽい味わいがでるので好き嫌いはあるかもしれ
ないです。黒胡椒少々と一緒に漬け込んでおくとわたしはおいしいなと思
います。引用元:塩糀は健康食品ではない
塩こうじを使ったレシピ
実際に私がよく作るレシピを紹介します。毎日の献立の参考にしてください。
塩こうじで味付けした唐揚げ
塩こうじのパワーでお肉が柔らかくなる&甘味のある塩気がかなり美味しいです。
レバーと塩麹
塩こうじとレバーを炒めるだけなのに絶品です。
豚肉とカブの塩麹炒め
カブを薄くスライス、豚肉と炒め、塩こうじで味付けするだけ。
米粉&塩こうじのグルテンフリークッキー
グルテンフリー塩麹クッキーの絶品レシピ☆親子で作れる安心安全無添加おやつ
塩っけが絶妙で本当においしいので作ってみてください。
まとめ
塩こうじはシンプルな材料で2週間ほど発酵させる時間が必要ですが、簡単にできます。
塩こうじでお肉が柔らかくなる理由は、
塩こうじの酵素がタンパク質を分解してくれるから。
塩こうじの嬉しい効果は、
ビタミンB郡が含まれているので疲労回復効果に期待、しかも女性に嬉しい美肌、便秘予防、免疫力アップにも!
塩こうじ、あなどれませんね!
簡単に作れるので自宅でも作ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。