梅干しって自分でつくるとめちゃくちゃおいしくできるってご存知ですか?
かすみん
梅は自宅でも簡単に漬けることができます!
梅干しをつくるための道具をわざわざ買わなくても家にあるものを使えば簡単。
今回は、梅干しの作り方を簡単にお伝えするのと、
必要最低限買ったほうがいいものと
自宅にあるもので代用して梅干しをつくる方法を紹介します。
梅をつけたいけど簡単に解説してほしい
自宅にあるもので梅を漬けたい
難しいことはわからないけど梅を漬けたい
気になるところをチェック
梅干しが作られる手順
梅干しが作られる手順は大きく分けて、2つあります!
梅を漬ける時期は?
だいたい梅が店頭に並ぶのが6月、梅雨の時期です。
梅雨の間中梅を漬けておくのが一般的なので
6月中旬から下旬、6月中には梅を漬けるようにしましょう。
梅雨が明けて、晴天続きの日に土用干しを行います。
梅を漬けるのに必要なものと手順、
土用干しに必要なものと手順
2つに分けて説明していきます。
梅を漬けるのに必要なもの
梅を漬けるのに必要なものを挙げていきます。
- 黄色い梅
- 塩
- 梅を入れる容器
- アルコール(容器消毒用)
- 落し蓋
- おもし
(なければ、ペットボトルに水を入れたものをビニール袋に入れたり、
ビニール袋に塩を入れたものでも代用可能)
漬けた梅を土用干しするときに必要なもの
土用干しに必要なものはこちら。
- ざる
(水切り用のザルと、キッチンペーパーで代用可能)
下準備:梅と塩の分量を計測
- 黄色い梅 2kg
- 塩 360〜400g
(塩は梅の18〜20%)
簡単!梅を漬けていく手順
塩→梅→塩→梅・・と並べて置いていく。
かすみん
写真付きで説明していきますね。
手順1:梅の下準備
黄色く完熟している状態の梅を使います。
梅は、爪楊枝でヘタのところを綺麗にとってから水洗いします。
しっかり洗い、水気をきります。
(傷んでいるものは取り除きます)
手順2:容器を消毒する
容器は洗ったあと、熱湯をかけ消毒し、アルコールで拭きます。
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梅干しを漬ける容器にはホーロー容器を使います。
洗って、熱湯をかけた容器をアルコールで消毒します。
塩と梅を容器に並べていく
まず容器の底に塩を薄く敷きます。その上から梅を敷き詰め、塩を重ね・・繰り返します。
かすみん
おすすめの塩
塩は特にこだわって選んでください。
美味しいお塩だと、まろやかな仕上がりになります。
細粒のお塩
粗粒のお塩
かすみん
手順3:漬け込む
上から落し蓋を置いて、
(梅酢が滲み出て着色してしまうのでラップで包んでいます)
さらに上から、重石を置きます。
新聞紙で覆い冷暗所で保管する
新聞紙などで覆い、口を紐でしばり風通しの良い冷暗所で保管します。
梅干しを保管する風通しの良い冷暗所ってどこ?
風が常にふくような場所って家の中にはないですよね。
風通しが良い=室温が上がりにくいという場所なので、
室温の変化がない場所に保管してください。
かすみん
梅酢が上がるまでがカビやすいので毎日様子を見てください。
梅酢が上がってきたら、
梅酢を全体に馴染ませる気持ちで軽く容器をゆさぶってあげてください。
1週間ほどで完全に梅酢があがってくるので白梅干しはそのまま土用干しまで保管します。
梅酢が上がったら一安心ですが、時々様子を見て気にかけてあげましょう。
土用干しの方法
梅雨明けの晴天続きの日を選び、
ザルに梅を並べて1日1、2回返しながら3日間干します。
夜も晴れているようならそのまま外に出しておいてください。
かすみん
ちゃんと美味しく出来たので大丈夫です!!
梅酢も、容器にラップをして1日天日に当ててください。
続けて干せないときは梅酢に戻しましょう。
3日干したら、梅干しの完成!
清潔な保存ビンに詰めて出来上がりです。
赤梅干しの作り方
- 赤しそ 500g
- 塩 約40g
(梅の10%)
(赤しその葉の20%)
赤梅干しの場合は、7月上旬に赤しそを仕込みます。
枝から葉を積みます。
葉だけの場合はそのまま使います。
塩の2/3を全体に降って軽く混ぜ、しんなりするまで10分ほどおきます。
絞ったしそをほぐし、残りの塩を振り再び揉みます。
(出たアク汁は捨てる)
これで赤しそのアク抜きができました。
その上に落し蓋、重石を置き、
梅酢が常に梅を覆っている状態にします。
梅干しの保存性が高まります。
干す時は、梅干しと一緒に干します。
乾いてからフードプロセッサーで赤しそを細かくすれば、ゆかりのふりかけに。